事例:大手小売チェーンの経営革新
概要
- 業種:大手小売業
- 事業規模:売上高200億円、70店舗、従業員700名超
- 事業環境(当時)
数年来業界全体の成長率は110%超。業界全体が6大グループに分かれ、競争が激化。業界企業の大多数がドミナント展開している地域密着型企業。成長環境は一段落し、大手は垂直統合による流通支配力強化、中堅は総合化か専門化に分化している段階。他小売業界との競争上、低価格販売のため低粗利益構造となっており、生き残りに向けた戦略転換が急務となっていた。
- 経営上の問題(当時)
大手グループに属するものの、グループ物流を活用したPB商品率は20%にとどまる。地域流通業界の競争優位性を確立するため、低価格戦略を続けてきたため、企業体質が脆弱となった。反面、顧客シェアは52%に達しており、地域における相対的独占シェアと安定した顧客基盤のもと、様々な販促施策が可能であった。
解決には、地域性を重視した個店別小マーケット対応型の販促施策を 実施する必要があり、計画と実施の仕組作りが課題となっていた。さらに、業界再編の波が押し寄せることが想定されているため、業態独自性を確立し、高収益企業へと変貌を遂げることが重要な課題であった。
内容
業界全体のトレンドから、今後数年間は企業の淘汰・選択が続くと予想。従来型の専門志向と低価格化&多カテゴリー化志向を、エリア商圏ごと に戦略策定し、実施していくことが求められていた。
そのためには、
- 業界、競合、市場等の分析と戦略策定、エリア戦略策定
- 戦略から具体的な施策への落とし込み
- 施策効果の確認と追加施策の策定の仕組作り
- 全社員参加型&モチベーション創出型の処遇実施
など複合的、かつ効率的に実施し、経営成果を得ていく必要があった。
